碁盤のこだわり
碁盤は榧 ( カヤ ) 、桂 ( かつら )、桧葉 ( ひば ) といったデリケートな木材を加工して製作されます。このため囲碁道楽では、
ご注文を受けてから加工いたします。木は加工してしまいますと、良い状態で保存するのがとても難しくなります。
囲碁道楽では、良いものを良い状態でご提供させて頂く、をモットーにご注文を頂いたあなたに、
職人が加工し、升目を入れ、木蝋を塗り、できたばかりの碁盤 ( ごばん ) をお届けします。
さらに購入後、保存状況によっては、面が徐々に歪曲してくることがあります。またはどこかにぶつけて傷を
つくってしまうなど、そんなときは修理も承っておりますので、ご相談ください。
囲碁道楽でご購入いただきました商品については、修理費が50%OFFとなります。詳しくは碁盤の修理ページをご覧下さい。碁盤は安いものではありません。場合よっては一生ものとなることもあります。
囲碁道楽では販売した後のアフターケアも万全です。
碁盤!ここが違う!!
碁盤の中には生木をそのまま加工しているものがあります。生木とは、乾燥をしていない、または極端に 短い乾燥期間の木材です。生木加工の碁盤は乾燥の手間隙がない分、安価に購入することができますが、 ほどなくひび割れができたり、カビが生えてきて、修理さえできない状態となります。囲碁道楽で扱って いる碁盤は、最短でも2年、商品によっては15年ものの木材を使用しています。
碁盤のランク
碁盤には通常【松】と【竹】のランク付けがあります。違いは、見た目の美しさと質のよいものを【松】、 そうでないものを【竹】としております。他店では、松竹梅、上、特上など様々なランク分けをしている ところもありますが、実際、美しさや質は、使う人の趣向によるところも多いものです。また厳密に区分け できるものではないと考えております。このため、囲碁道楽では、単純に松と竹の2つとさせて頂きました。 従って、【竹】の記載があるものでも、他店では【松】にランクされる質のものも含まれます。
碁盤のサイズ表記
碁盤の厚さ ( 2寸、3寸など ) は正寸表記しております。正寸表記とは、加工する前の素材のサイズと なります。例えば、2寸の碁盤で申し上げますと、1寸は約 3cm となり、2寸で厚さ約 6cm の素材で碁盤を 製造するということになります。これが正寸です。但し、碁盤に升目 ( ますめ ) を入れる際に、 盤面 ( 天面 ) を削って平らにして升目を入れます。このため、削った分だけ盤の厚みが減ることと なります。一般に碁盤の世界では、5mm から 6mm 程度を標準としております。従って、上記の例で 申し上げますと、正寸 2寸 約 6cm の碁盤は、実寸では 約 5.4cm 〜 5.5cmとなります。囲碁道楽では おおよそ 3 mm 程度に抑えるよう努力しております。